
こんにちは、さんたみんです。
今回は、英語初心者だった私が実践した英文法の勉強方法についてです。
英文法は英語初学者にとってとても大切な基礎固めとなります。
英語初心者が英文法を学ぶメリット
英文法を初学者が学ぶメリットはたくさんあります。
英文の「しくみ」がわかるようになる
英文法を学ぶことで、英語の文章がどのように組み立てられているか、いわば「骨組み」が見えるようになります。
たとえば、「主語+動詞+目的語」などの基本構造を理解することで、英語の文章を読むときや書くときに混乱しづらくなります。
文法は、英語という言語の“ルールブック”とも言える存在です。
「読む」「書く」「話す」「聞く」の全てに効く
文法力は、英語4技能すべての土台になります。
- 読む:文構造が理解できるため、長文読解がスムーズに
- 書く:正しい語順や時制を使えるようになり、伝わる英作文が可能に
- 話す:文章を瞬時に組み立てやすくなる
- 聞く:相手の言っている英文の構造をとらえやすくなり、聞き取りやすくなる
基礎文法を身につけることで、すべてのスキルに効果的にアプローチできます。
単語の意味がより深く理解できる
文法の知識があると、同じ単語でも使い方によって意味が変わることに気づけます。
例:run
は「走る」だけでなく「運営する」「機能する」などの意味がありますが、文の構造で判断できるようになります。
自己学習がスムーズになる
文法の基礎があると、知らない表現に出会ったときも「これはこういう構造かな」と推測することができます。結果的に辞書や解説の理解も早くなり、勉強効率が上がります。

英文法の学習はメリットがたくさんあるので、初学者にとってとてもコスパがよいです。
初心者におすすめの英文法参考書『一億人の英文法』
私が使ったのが、『一億人の英文法』という参考書です。
大西泰斗さんが著者のいわずとしれた英文法界隈の神本です。
ネイティブの「感覚」に基づいた説明
「なぜその表現になるのか?」を感覚的・イメージ的に説明してくれます。
たとえば、前置詞や時制など、単なるルールではなく「背景にある気持ち」を理解することができます。
例:「at」は“点”、“in”は“包まれてる”、“on”は“接触してる”など、イメージで理解。
文法用語に頼りすぎない、簡単な日本語で解説
難しい文法用語をなるべく避け、話し言葉に近い形で説明されています。
説明がとても丁寧で、初学者にもやさしい設計となっています。
例文が自然で、リアルな英語が学べる
他の文法書に見られるような「堅苦しい例文」ではなく、実際にネイティブが使うような表現が多いです。
「文法だけでなく会話でも使える表現力」を身につけることができます。
ストーリー仕立てで読みやすい
「先生と生徒のやりとり」のような語り口で構成されていて、読み物としても面白いです。
文法書にありがちな「無機質さ」がなく、飽きずに読むことができます。
重要な英文法が網羅されている
必要な英文法に関する知識が網羅されていて、英文法はこれ一冊をやりこむだけで十分な力をつけることができます。

英文法の私のバイブルとして、今でも活用しています。
私が実践した学習法:周回+音読で理解を深める
私が実践した学習法は、いつも私がおすすめしている周回学習です。
この参考書はボリュームがあるので、チャプターやまとまったページ数ごとに分けて何度も周回すると良いと思います。その際は必ず学習した日付の記録を管理しましょう。

私はiPhoneのメモアプリで日付を記録しています。
学習時のポイント
- 1周目は「なんとなくわかる」でOK
- 2周目はなるべく1周目の学習から24時間以内に実施
- 2周目以降で少しずつ理解度を上げていくイメージで学習する
- 学習した日付をメモアプリや本に直接記録してモチベーションを維持、復習タイミングを管理
- 気になる表現、不明点には書き込みをして補足(時間のかけすぎには注意)
- 例文の状況・情景をイメージしながら音読する(英語を英語のまま理解しやすくなります)
周回学習を進めていると、最初の頃は理解できなかった部分が「そういうことだったのか!」と腑に落ちることが増えてきます。
まとめ:少しずつでも継続がカギ
文法の勉強は、一気に詰め込もうとすると疲れてしまいます。「今日はここまで!」と自分で区切りをつけて、コツコツ続けることが一番の近道です。自分にご褒美をあげることも大切です。
私自身、初めは英語が全然できませんでしたが、一億人の英文法で文法の基礎力・土台をつけることができました。

英文法は少しずつ積み上げれば、必ず力になります。焦らず、自分のペースで進めていきましょう!
お読みいただき、ありがとうございました。
にほんブログ村参加しています。
下記クリックで応援いただけると嬉しいです。
