
こんにちは、さんたみんです。
英語のリスニング力やスピーキング力を伸ばしたいけど、どうやって勉強すればいいのかわからない…
そんな方におすすめなのが「シャドーイング」というトレーニング法です。
私自身、英語初心者のときにこのシャドーイングを取り入れたことで、リスニング力、スピーキング力を向上させることができました。
この記事では、私の学習経験をもとに、初心者でも簡単に始められるシャドーイングのやり方と続けるためのコツをご紹介します。

シャドーイングで力をつけて、洋画視聴や英会話を楽しみましょう(^^)
シャドーイングとは?どんな効果がある?

シャドーイングとは、英語音声を聞きながら、英文を見ずに少し遅れて追いかけるように、英文を復唱するトレーニングです。
自分の口から正しく英語を発声することで、リスニング力やスピーキング力の向上に繋がります。

由来は英語のshadow(影)という単語からきているようです。
shadow someoneで後ろからこっそりついていくという意味があります。
初心者でも簡単!シャドーイングの始め方ステップ
私が実際にやっていたシャドーイングのステップは下記です。
- シャドーイングに使う素材を選ぶ
- スクリプトを読んで意味を理解する(精読)
- オーバーラッピングを行う
- シャドーイングを行う
- たまに自分の音声を録音して聞いてみる
1. シャドーイングに使う素材を選ぶ
まずはシャドーイングに使いたい教材を選びましょう。
はじめのうちは、スクリプト付き(音声内容を文字で書き起こしたもの)・スピード調整が可能な教材から始めるのが良いです。
また、自分が興味のある内容を選ぶと、楽しみながら継続しやすくなります。
TOEICなどの資格勉強をされている方は、そのテキストを使うのがおすすめです。
私は、TOEICの問題集でシャドーイングを始めました(^^)

TOEIC学習はとてもコスパが良いので、迷ったらTOEICの参考書を使うのがおすすめです。
私はTOEICで英語の基礎力を効率よくつけることができました(^^)
2. スクリプトを読んで意味を理解する(精読)
次にシャドーイングの準備として、精読を行っていきます。
スクリプト(英文)を読んで、わからない単語や表現は調べてメモしておきましょう。
意味を理解していない文をシャドーイングしても効果が薄くなってしまうためです。
しっかりと理解した文章をシャドーイングしていくことで、英語力の向上に繋がります(^^)
3. オーバーラッピングを行う
次にシャドーイングの準備としてオーバーラッピングを行っていきます。
オーバーラッピングは、英語のスクリプトを見ながら、音声と同時または少し遅れて読み上げます。
はじめのうちは同時に話すのが難しいので、少し遅れて発声するとやりやすいです。
英語のスピードやリズムに体を慣らしていくステップです。

英語音声のリズムや抑揚を真似して発声してみましょう(^^)
4. シャドーイングを行う
いよいよシャドーイングを行っていきます。
今度は英語のスクリプトを見ずに、音声を追いかけるように少し遅れて発声します。
音声が速く感じる場合は、速度を遅くして調整するとやりやすいです。
慣れてきたら、速度を速くしてみましょう。

音に意識を向けて、自分の口から真似して発声してみましょう(^^)
シャドーイングを行ったら、学習記録をつけるのがおすすめです。
私はスマホのメモアプリを使ったり、直接参考書に書き込んだりしています。
5. たまに自分の音声を録音して聞いてみる
たまに自分の音声を録音して聞いてみましょう。
自分の発音やイントネーションを客観的に聞くことで、改善点が見えてきます。
意外と発音できてる!とか、ここの発音が苦手だなとか色々と気づくことができます(^^)
スマートフォンの録音アプリなどで簡単に録音することができます。

PDCAのサイクルをまわしてレベルアップしていきましょう(^^)
シャドーイングは続けると効果あり!
シャドーイングは続けることで、少しずつ効果を実感できると思います。
私も最初は、スクリプトを精読したり、英語を聞きながら口を動かすのが大変で、一つの文章をやるだけですごい大変だったことを覚えています。
また、慣れない英語の発音を真似して発声することで、口や舌の筋肉が疲れてきます。
しかし「疲れる=正しく口を動かして英語の発声をしている証拠」です。

1日5分、10分から始めてみて、無理なく継続してみましょう。
おすすめのシャドーイング教材
起きてから寝るまで英語表現1000(日常会話を学びたい人におすすめです)

歯磨き、うがいなど日常で使える表現をたくさん学ぶことができます。意外と知らなかった表現がたくさん出てくるので学びとなります。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(英文を組み立てる練習になります)

この瞬間英作文トレーニングに出てくる英文は、シンプルなものが多く、英文の骨組みをつくる練習になるので、初心者には特におすすめです。
TOEICなどの英語学習参考書(クセが少なく、基礎力をつけやすいです)

私はTOEICの問題集を利用していました(^^)
シャドーイング学習を続けるコツ
シャドーイング学習を続けるコツについていくつかご紹介します。
- 毎日3分、5分でもやってみる
- 机の前での勉強だけでなく、ちょっとした時間を活用する
- タイマーを使ってポモドーロ・テクニックを活用する(25分集中・5分休憩のサイクル)
- 完璧主義ではなく、無理なくゆるく長く継続を意識
- 自分にご褒美を用意する

気負いせず、無理なく自分に合った方法で楽しく学習していきましょう(^^)
まとめ|シャドーイング学習を取り入れてみましょう!
シャドーイングは、リスニング力とスピーキング力を鍛えるのにとても効果的なトレーニングです。
今回ご紹介したシャドーイングのステップは下記です。
- シャドーイングに使う素材を選ぶ
- スクリプトを読んで意味を理解する(精読)
- オーバーラッピングを行う
- シャドーイングを行う
- たまに自分の音声を録音して聞いてみる
最初は難しく感じるかもしれませんが、毎日少しずつ続けることで着実に英語力が上がっていきます。
「うまくできない…」と感じるのは、あなたが一歩ずつ新しいことに挑戦していて、英語力を伸ばしている証拠です。
完璧を求めず、まずは声に出してやってみることから始めてみましょう(^^)

自分の口から発声してみることがとても大切です。
慣れてきたら、実際に英会話で学んだ表現をアウトプットしていくとより効果的です。

英語学習楽しんでいきましょう(^^)