
こんにちは、さんたみんです。
今回のテーマは、巷でバケモノ級と噂のTOEIC満点の990点についてです。
この記事では、TOEIC満点990点のすごさ、難易度、取得するメリットなどについて解説いたします(^^)
わたしは、はじめてTOEICを受けたときは300点台でした。問題数の多さに圧倒されてまったく解ききれませんでした。最後にTOEICを受けた2020年のときには、900点超えを取ることができましたが、いつかは満点の990点を取ってみたいなと思っております。

TOEIC満点ってなんか響きがかっこいいですよね(^^)
TOEIC満点の990点とは?採点の仕組み


それでは、TOEIC満点の990点とはどういったものなのでしょうか?
TOEICテストの最高スコアは990点です。これは、リスニング495点(100問)+リーディング495点(100問)の合計で構成されています。つまり、どちらのセクションでも満点を取る必要があります。
しかし、TOEICの採点は単純な「正解数=得点」ではありません。
実際には、統計処理に基づいたスコア換算が行われており、毎回のテストで難易度のばらつきが考慮されます。そのため、200問全問正解をしなくても満点を取ることが可能です。
TOEIC公式問題集によると、リスニングパートは91-100問、リーディングパートは96-100問の正解数で満点を取れる可能性があるようです。とはいえ、ほぼパーフェクトな正答率が必要です。

特にリーディングはケアレスミスが許されなそうですね(´・ω・`)
TOEIC満点990 取得者の割合は?どんな人?


では一体、どれくらい人が満点を取得しているのでしょうか?
TOEICで990点の満点スコアを取る人は、全体の中でもごくわずかです。公式に詳細な統計は公開されていませんが、推定では全受験者の約0.3〜0.5%程度と言われています。
TOEICの年間受験者数はおよそ200万人以上。その中で満点を取る人は、年間でおよそ6,000人〜10,000人程度と考えられています。
特に日本人受験者の多くは、英語を母語としないため、リスニングとリーディングの両方で高得点を安定して取るのは非常に難しいのが現実です。
英語学習者の中でも以下のような人たちが満点取得者に多い傾向があります。
・英語を使う職場で日常的に業務している人
・海外在住・帰国子女・留学経験者
・英語講師・通訳・翻訳者などのプロフェッショナル
・TOEICに特化した対策を徹底して行っている社会人学習者
990点を取るのは簡単なことではありませんが、正しい方法で継続すれば、日本人でも十分に到達可能なスコアです。実際に、帰国子女や留学経験のない社会人がコツコツ学習して満点を取得するケースも多くあります。

大学在籍時、英語の先生がやっとTOEIC満点取れた!と喜んでいたのを覚えています(^^) 私もいつかとってみたいものです。
TOEIC満点990 難易度を他の資格と比較!

TOEIC満点(990点)は、英語力の証明として非常に高い評価を受けますが、実際にはどれくらい難しいのでしょうか?ここでは、英検1級・IELTS・TOEFLなどの代表的な英語資格と比較しながら、その難易度を見ていきましょう(^^)
英検1級との比較
英検1級は、日本の英語試験の中で最高レベルとされています。語彙やライティング、スピーキングも含まれるため、英語の総合力が問われる試験です。
・ 英検1級の合格率:約10%前後
・ CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)での目安:C1〜C2
TOEIC(L&R)はリスニングとリーディングのみで構成されており、スピーキングやライティング力を測ることはできません。一方で英検1級では4技能すべての総合力が問われます。
IELTS・TOEFLとの比較
IELTSやTOEFL iBTは、主に海外大学への出願やビザ申請などに使われる試験で、英検同様4技能すべてを評価します。
・ IELTSの満点は9.0点。TOEIC満点は IELTSでいうと8.0〜8.5程度に相当
・ TOEFL iBTでは110点以上(満点120点)がTOEIC満点とほぼ同レベルとされています
これらの試験は英語を実用的に使う能力(アウトプット力)も重視されるため、難易度は高いですが、そのぶん国際的にも評価されています。
英検・IELTS・TOEFLと比較すると、TOEIC満点は「4技能型」の試験よりも範囲は狭いが、ミスの許されない精密なスコアが求められるという点で難しいといえます。
「一問のミスが満点を逃す」可能性もあるため、満点を狙うには完璧な理解とスピード、集中力が必須です。
TOEIC満点990 取得メリット

それでは、取得が難しいとされているTOEIC満点の990点を取るメリットはどういったものがあるのでしょうか?
ここでは、TOEIC満点を取ることで得られる代表的なメリットを5つご紹介します(^^)
① 就職・転職市場で強烈なアピールになる
TOEIC990点というスコアは、履歴書に書くだけで「英語ができる人」という信頼感を与えます。特に以下のような企業・職種では高評価につながりやすいです。
・商社やグローバル企業
・外資系企業・海外支店がある企業
・英語を使った事務職・営業職
また、実際に英語を使う機会が少ない職場でも、努力や継続したことを評価してくれる場合もあります。
② 英語講師・通訳など語学職での信頼性がアップ
英会話スクールや企業研修の講師、通訳案内士、翻訳者など、英語を仕事にしたい人にとっては圧倒的な武器になります。
TOEIC満点を持っているだけで「教える立場」としての説得力が段違いです。
SNSやブログ、YouTubeなどで英語学習発信をしたい人にも、大きな信頼をもたらします。

私も英語学習ブログを発信している端くれとしては、取得せねば…と思っています笑
③ 昇進・昇給・報奨金の対象になることも
一部企業では、TOEICスコアを昇格条件にしている場合があります。満点までいかなくても、高得点を取っておくと有利に働く場合があります。

私が在籍していた会社でも、昇格に必要な最低条件として、TOEIC700点程度というものがありました。
企業内でのキャリアアップにも直結する可能性があるため、今後の長期的な働き方を考える上でも大きなメリットです。
④ 学習の達成感・自信が得られる
TOEIC満点は簡単に取れるスコアではありません。だからこそ、長期間の努力が実ったという達成感を得られます。
英語学習を続けてきた自分に自信が持てるだけでなく、他のチャレンジ(英検1級・IELTS・TOEFLなど)にも前向きに取り組めるようになります。

私は始めてTOEICで900点以上を取れたときは、とても嬉しかったことを覚えています(^^)
⑤ 自己ブランディングにつながる
TOEIC満点は全受験者の0.3~0.5%程度しか達成できない非常に希少な実績です。
そのため、「TOEIC990点取得者」という肩書きは強いインパクトを持ち、他者との差別化や専門性のアピール、自己ブランディングにつながります。
将来独立して家庭教師や塾講師、英会話講師などをやりたいときに、役に立つ実績となることが期待されます。
TOEIC満点990 取得に必要な時間、英語力は?

TOEIC満点の990点を取得するには、個人差があるため一概には言えませんが、一般的に数百時間から1,000時間以上の学習が必要と言われています。
満点取得に必要とされる英語力の目安としては、下記のように言われております。
・10,000語以上の単語力
・完璧に近い、高いレベルの文法力
・難なく問題の会話を聞き取れるリスニング力
・英字新聞や英語の書籍をスラスラと読めるリーディング力

単語、文法、リスニング、リーディングのすべての分野で非常に高い能力が求められます。
TOEIC満点990 達成された方に人気の参考書


次に、TOEIC満点を実際に達成された方、目指している方に人気の参考書についてご紹介します。
TOEIC L&Rテスト990点攻略 改訂版 新形式問題対応(音声DL付)
TOEIC満点ホルダー界隈でよくおすすめされている鉄板の参考書です。
満点講師の濱崎さんによる、990点を狙う人向けの難問特化の一冊です。ハイレベルな模試付きで本番力を養成することができます。
Part1からPart7まで、それぞれのパートで990点を取るためのポイントと攻略法について解説してくれています。

内容のイメージは下記のようなかたちです。(著作権の関係でコンテンツはぼかしています)990点獲得のポイントと攻略法に加えて、著者濱崎さん式のアプローチ方法について解説されています(^^)


私もこの参考書を持っていて、以前取り組んでいました(^^) 990点界隈で鉄板の一冊です。
満点ではなく900点以上など高得点を取得したいと考えている人にもおすすめの一冊です。
キクタンTOEIC® L&Rテスト SCORE 990
大人気キクタンシリーズのTOEIC990満点を目指す上級者向けに難易度の高い単語が収録された一冊です。
掲載されている単語・熟語は、TOEICで満点を狙う人向けに厳選されており、本試験で実際に出題される高難度語彙や、実用英語のコーパスデータから抽出された語彙も含まれています。そのため、TOEIC対策だけでなく、実践的な英語力の底上げにも役立ちます。
満点を目指す方であれば知っていて当然、と言われるものが含まれております。
語彙力の増強やスキマ知識を埋めるためにおすすめの一冊です(^^)
Day1からDay70まで構成されていて、ひとつのDayごとに16個の単語が収録されています。
小分けになっているため気軽に取り組みやすい構造となっております(^^)

内容のイメージは下記のようなかたちです。(著作権の関係でコンテンツはぼかしています)990点取得に必要な語彙をフレーズと例文を用いて綺麗にまとめてくれています(^^)


私もこの単語帳を使って周回学習を行い、語彙の増強をしました(^^)
けっこう知らない単語も多く収録されていて、とても学びのある一冊でした。
こちらの一冊も、満点ではなく900点以上など高得点を取得したいと考えている人にもおすすめの一冊です。
TOEIC満点990 目指す際の注意点

目的を再確認する
まずは、なぜ満点を取りたいのかの目的を自分の中で再確認しましょう。
TOEIC満点の990点を取得するのは簡単ではなく、たくさんの時間を投資する必要があります。
そのため、なぜ満点を取りたいのかしっかり理解してから満点を目指しましょう。

私は趣味感覚で英語力を上げつつ、満点をいつかは取りたいなと気楽に考えています(^^)
苦手分野の克服
満点を取るためには、すべての分野で高いスコアを取る必要があります。
そのため、自分の中で特に苦手と考えられる分野に着目して、対策を練っていくことが効率的と考えられています。
例えばリスニングが苦手な場合は、シャドーイングやディクテーションなどの学習法を取り入れ、リーディングが苦手な場合は、文法や語彙力を強化し、長文読解の練習を重ねることが効果的です。
まとめ|TOEIC満点はバケモノ!笑
TOEIC満点の990点は全受験者の約0.3〜0.5%程度であり、すべての分野で非常に高いスコアが要求されます。

私からすると満点ホルダーはやっぱりバケモノです笑(良い意味で)
満点を取るのは容易ではないですが、取ったときの達成感もそのぶんありそうですね(^^)
少しずつ積み上げていきましょう!